1961年ボーエ・モーエンセンのデザインによるFredericia Stolefabrik製イージーチェア「160」。

ボーエ・モーエンセンのイージーチェア「2254」をリデザインしたようなフォルムが特徴の「160」。脚部のフレーミングを継承し、シート部分はウレタンを内包した張りぐるみ仕様。サイズも大きくなり包容力が増したことでよりゆったりと座れるようになっている。アームは幅広のファブリック仕様なので腕への当たりは優しく長時間乗せていても痛くなりづらい。安楽性の高い座面傾斜角度のシートは硬めのウレタンを使用することで座った時の沈み込みを抑え快適な姿勢を取ることができる。ファブリックはクヴァドラ社のHallingdal 65のライトグレーを採用。背もたれの包みボタンには同じくHallingdal 65のダークグレーを取り入れデザインのアクセントに。脚部(オーク材)とシート部分(ファブリック)で異なる素材だが、見事な一体感を作り出しているところは流石はモーエンセンである。

木部はサンディング後オイル、WAXにて仕上げていますので、長い年月を経たオーク材の魅力を最大限に引き出しております。シートはウレタン交換後クヴァドラ社のHallingdal 65にて張り替えました。

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