1969年ボーエ・モーエンセンのデザインによるFredericia Stolefabrik製ソファ「2362」。

直線を効果的に取り入れ、壁付けで配することでとすっきりとまとまる「2362」。背面が垂直なデザインはモーエンセンのソファの多くに見られるもので、家具の中でも大型のジャンルに入るソファを限られた空間でいかに有効的且つ美しく見せるかを熟考したものであると言える。もちろん空間の中で島として配しても美しいのは言うまでもありませんが。
座面傾斜は緩く、肩まで支えてくれるミドルバックの背もたれが長時間の着座でも快適な座り心地を提供してくれます。アームレスのこのモデルはアームが無い分サイズもコンパクト。抜け感も良く、胡座をかいたりと容易に姿勢を変えることができます。

木部は近年レストアがなされており、コンディションも良好。全体にクリーニングを行ったヴィンテージコンディションです。クッションはウレタン交換後ケアロップヴァヴェリ社のブルーファブリック（1面のみストライプ仕様）にて張り替え。クッション下のラバーテープをウェーヴィングテープに交換しました。

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