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1956年ボーエ・モーエンセンのデザインによるFredericia Stolefabrik製ソファ「2252」。

「直線」と「曲線」が互いを引き立て合いひとつのデザインとして見事に成り立っている。そしてそのデザインは決して強すぎる主張を放つことなく空間へと溶け込んでゆく。モーエンセンが生涯通して奇抜なデザインを取り入れなかった理由をこのモデルからも感じ取ることができる。
背もたれとシートフレームは座った時に身体のラインにフィットし、位置調節のできるヘッドレストと相まり心地良さを得られる。アームはウッドとファブリックのダブルアームで腕への当たりも優しい。ソファ背面は垂直。これはモーエンセンのデザインの多くに見られるもので、壁付けをした時にすっきりと収まるようになっている。ソファ単体だけでなく空間との調和をも考えた素晴らしいデザインと言えるだろう。

木部はサンディング後オイル、WAXにて仕上げていますので、長い年月を経たオーク材の魅力を最大限に引き出しております。シートはお客様にお選びいただいたKvadrat社のファブリックにて張り替えを行いました。

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