1950年代デンマーク製ソファ。

美しい曲線を描くアームと背もたれ。脚以外全てファブリックで構成されたこのソファは、その美しい曲線と相まり包容力を感じさせてくます。腰を下ろしてみるとこのソファの良さに気付きます。シートの傾斜角は緩めで背もたれは背中をしっかりと支え、アームの高さも腕を乗せたときに自然な位置に収まります。アームがウッドではないので腕を長時間乗せても痛くならいのも嬉しい。経年により飴色に育ったオーク材の脚は前後斜めに伸び、シャープでありながら曲線を多用した本体と相性良く仕上がっています。ソファ内寸は約1m85cmあり、身体を伸ばして寝転がることもできるでしょう。
ファブリックはドイツSAHCO社のリネン・コットンのものをセレクト。ブラックとブラウンの糸から成るこのファブリックは単色のベタッとした見た目ではなく、ファブリックそのものに奥行きがあるので優しい印象を与えてくれます。肌触りも良く年間通して快適にお使いいただけます。

木部はサンディング後オイル、WAXにて仕上げていますので、長い年月を経たオーク材の魅力を最大限に引き出しております。シートはウレタン交換後SAHCO社のリネン・コットンのファブリックにて張り替えました。

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